みなさんこんにちは。教務主任のkyoです。
みなさん、キャッシュレスはやっているでしょうか?この学園の生徒の皆さんでしたら、恐れずにどんどん自身の経済圏のキャッシュレス化を進めて、次世代人間になりましょう。
ここで、みなさんに問います。クレジットカードで決済すると、現金がなくてもその場で買ったものを持って帰れます。
なぜ、そんなことができるのか疑問に思ったことがありませんか?
みなさんが思っている以上に、キャッシュレス、その本質の金融と呼ばれるジャンルの知識は重要なものです。裏で動いているお金、システム、ルールを理解すれば、あなたはより上手に立ち回れることをお約束します。
では、ともに学んでいきましょう。
クレジットカードのシステムとは?
システム1信用でなりたっている
クレジットとは英訳すると信用です。つまり、ユーザの社会的信用度というものでなりたっているのです。
信用とはなにか?ここでは詳しくは説明しませんが、一言で言ってしまうと収入です。
クレジットカードを作れるのは高校を卒業している19歳以上となります。この年になってくると、学生、社会人となっている方が多いです。そうなると、収入当然入ってくるかと思います。
それがあるからこそ、社会的信用があるとみなされるのです。安定した収入があるとみられるこそ、このようなシステムが成り立つわけです。
システム2支払いの仕組み
クレジットカードを使うと、その場では自分のキャッシュを支払う必要がありません。
ではどうやってお金を巡らせているのか?わかりやすい図を作ってみました。下図を見てください。
このように、カードを使ったとき、その時のお金はカード会社が肩代わりしてくれるのです。そしてそのあと、利用者が決まった日にひと月分の利用額をカード会社に返すという仕組みです。
決まった日というのはカードによって異なりますが、27日や月のはじめの5日などがあります。
システム3支払い方法
クレジットカードの説明になくてはならないのが、支払い方法です。
クレジットカードには一括払い、分割払い、リボルビング払いと大きく分けて3つの支払い方法があります。皆さんが知っておくべきなのはこの三つです。
一括払いは使った月のその翌月に引き落とされます。これが最も一般的なクレジットカードの使い方です。日々の日用品や食材、やっている方は光熱費や家賃などもこのように一括払いで行っているのです。
このようにすることで、クレジットカードの還元率、システムをうまく利用できるのです。
次に分割払いです。これは払ったお金をn(n ≧ 2)回に分けて支払うことになります。例えば、2回払いであるならば、翌月以降の2か月で使ったお金を支払うことになります。
このシステムはカードの限度額、枠を超すような高額決済をする場合に向いています。カード会社、支払う場所によっては分割払いでも手数料が発生しません。
学生の方でPC、家電などのカードの限度額を超すような買い物をするときに便利です。
最後にリボルビング払い、通称リボ、またはリボ払いといいます。
これに関してはまた別の記事で紹介させていただきますが、簡単に言うと何円使おうとも、支払う金額は自分が決めた一定の額を毎月返すという仕組みです。
これに関しては、とても重要なお話です。別途記事で授業を行います。クレジットカードを作るときは必ず知っておくべきものなので必ず受けてください。
システム4実は借金
クレジットカードは実はお金を借りてお買い物しているのです。
そうです。実は借金なのです。
ここで疑問に思う方がいるかと思いますが、借金はいけないもの、と思っている方がいるのではないでしょうか?
結論から言いますと、その認識は正確ではないとなります。確かに、クレジットカードを利用することによって一時的な借金を背負うという形にはなります。
ですが、借金と言っても払う額が多くなるわけではないのです。皆さん自身が利用した金額のみを後で引き落としがなされるわけです。つまり、一括払いをした場合、基本的にリスクなしでお金を借りられるのです。
金融業界ではまずありえないことなのです。
金融業界ではまずお金を借りたらそれ以上の額を返すのが当たり前なのです。しかし、クレジットカードはそのあり得ないことを可能にするようなカードなのです。
つまり、あなたが上手に使えばあなたの経済圏をより豊かに、楽なものへと変えてくれるのです。
なお、借金のことについてはまた別の記事で詳しく解説します。これについては超重要な知識です。必ず押さえておきましょう。
まとめ
さて、今回はクレジットカードの仕組みを勉強しました。
実は、クレジットカードの仕組みを理解するだけでキャッシュフロー、前勉強したお金の流れを理解できるのです。
そう、これこそが、大事なのです。こんな大事なことを学校では一切触れません。自分で見聞きするしかないのです。
では、また次の授業でお会いしましょう。