みなさんこんにちは、サイバー学園教務主任のkyo.と申します。
さてみなさん、突然の質問ですが、お金が貯まらないと嘆いたことはないでしょうか?
これを見ているみなさんは学生、アルバイト、パート、正社員、非正規社員という方が多いと思われます。
毎月給料をもらっていても、銀行口座の数字が増えないという悩みは誰しもが必ずと言っていいほど経験するはずです。
この時間では、お金が増えない理由を一つ一つ解説していきます。
もし、紹介する項目に当てはまってしまったという方は一度自分の生活を見直して、改善していきましょう。
また、収入が低いとお金が貯まらないのあたり前のことなのでここでは省いていきます。
お金が貯まらない理由
サブスクリプション(月額課金)が多すぎる
1つ目はサブスクリプションが多すぎることです。
サブスクリプションとは現在の社会でのビジネスモデルの一つとなっている形態のことを指します。
サブスクリプション(以下サブスク)にあたるものは、AmazonPrime会員、携帯回線料、Spotify等音楽ストリーミングサービスといった毎月定額でかかるお金のことです。
これらのサブスクは、大変便利なものです。
サブスクが世の中に姿を表してから私達の生活は凄まじいほどの変化をもたらし、便利にしてきました。
例えば、音楽ストリーミングサービスです。
以前は、CDなどを購入して聞いていました。CDは一枚の値段も千円を超えることが大半で、それを自分の好きなアーティストすべて揃えるというのはかなりの負担となっていました。
しかし、月額1000円ほど支払いさえすれば、好きなだけ音楽を時間の許す限り聞くことができてしまいます。
アルバイトの時給1時間だけで世の中の音楽を楽しめてしまうサブスクリプションは画期的なものでしょう。
しかし、これが落とし穴なのです。
確かに一ヶ月の支払いが1000円だったとしても、1年、2年、5年経てばいくらになるでしょうか?
これがサブスクリプションの怖いところです。
個々の支払いは少なくても、時間が経てば大きなお金を失っていることになるのです。
サブスクリプションは安いと思わせて、長く続けさせる、このような金食い虫になる可能性も高いサービスです。
とくに、みなさんの携帯代はこれの代表です。
3大キャリア、ソフトバンク、Au、docomoと契約している方は月々1万円近くのサブスクをしている方が多いでしょう。
長い目で見てみてください。一人年間12万円ですよ?
高いと思いませんか?
本当に年間12万円の価値をあなたは受け取っていますか?
今の時代、格安SIMを提供している会社は多く、YmobileやUQmobileといった通信が早いサービスもあります。
もう三大キャリアに高いお金を払うのは今すぐやめましょう!
めんどくさくても、お金が大事なら、いますぐやめて格安SIMを契約しましょう。
今回は、あくまでお金が貯まらないというお話なので、格安SIMについての説明は省きますが、インターネットで契約することが格安SIMではほとんどなので、今すぐにでも検討を始めましょう!
これをはじめとして、今すぐに無駄で使わないサブスクリプションの契約をすべて見直しましょう!
キャッシュレスをやらない
2つ目はキャッシュレスを全く使わないことです。
キャッシュレスというのは、クレジットカード、デビットカード、QR決済などのことを指します。
お金が貯まらないというのは、なにも無駄遣いだけではありません。
キャッシュレスをしない人も、お金が溜まりにくい傾向にあります。
一体なぜ?と思う方もいるでしょう。
答えはとてもシンプルです。
現金payでは絶対にポイントがつかないからです。
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、QR決済にはかならずポイントが還元されます。
そのポイントをお買い物のときに使うのです。
これはすなわちどういうことか?
ポイントを支払うはずだったお金の代わりに使うということは、あなたの支出が減るのです。
支出を減らすことはお金を貯める上で真っ先に行うべきことです。
極端な話、支出が0に限りなく近ければお金はどんどんたまります。
そのようなことはないのですが、クレジットを使い続けた人と現金のみを続けた人とでは大きな差が開くことになります。
たとえ、影響が小さかったとしても、必ずあなたの手元のキャッシュは減ることはありません。
キャッシュレスをすれば、誰でも必ず節約することになります。
お金に困っているのならば、すぐにクレジットカードを使いましょう。
もし、クレジットカードを持っていないのであれば、今すぐにクレジットカードを作りましょう。
どのクレジットカードがいいのかわからないって方は以下の記事で解説しています!
また、まだクレジットカードが作れない!という中高生のかたはデビットカードを作りましょう!
優先順位をつけられていない
3つ目は優先順位を決めることがまったくできていないということです。
これはどういうことかというと、使うべきではないところでお金を使わず、使うべきときのために残しておくということです。
お金がない人に限って聞いてみれば、お金の管理、使い方がとてもひどい人が多いです。
酒、タバコ、スイーツ、お菓子といった嗜好品を多く買ってしまう、競馬、パチカス、宝くじといった勝ち目のないギャンブルばかりする、物欲が強い、浪費をしてしまうといったかなりお金の使い方が下手なひとは絶対にお金はたまりません。
これはもはや習慣というものが大きく影響していきます。
いままで浪費癖のある人や嗜好品を買いすぎる人がいきなりやめるのは不可能です。ほとんどの人が挫折してしますでしょう。
こういった習慣がある人は最初から全くの0にするのではなく、値段を決めて、それからだんだん上限を下げていきましょう。
月に使う浪費を決め、なれていったら下げて段階的に行います。
お金の節約を身につけるにも習慣です。
筆者も、浪費癖があり、口座の残高が5万円という時期もありました。
しかし、私もキャッシュレスと節約する習慣をつけることで今では全くと行っていいほど浪費をしないような習慣を手に入れることができました。
みなさんも、習慣をつけることを意識しましょう。
外食が多い
つづいては外食が多いことです。
みなさんは自炊をしていますか?ならんで、どれくらいの頻度で外食をしますか?
外食というのはとにかく高くつきます。
際限なく外食をしていれば当然ながらお金はどんどんなくなっていきます。
一日1000円ならば、月にかかる食費は30000円にもなります。
学生や社会人の平均はおそらくこのあたりとなっています。
月30000というのは学生にとっては重い出費となるはずです。
お金が無ければ必ず自炊を心がけていきましょう。
自炊と言っても、工夫次第では楽にお金を節約できます!
なにも、立派な料理やお店で出てくるような料理を作る必要は全くの皆無です!
自分が食べられる料理を好きな分、好きな量、好きな味で作ればそれでいいのです。
お金はかかりません。工夫すればかんたんに安く、おいしく作れます!
楽に作れるならば、続けられる原動力になります。
参考までに、筆者の月の食費は9000円から15000円の間です。月によって変わっていきます。
10000円代で食費を抑えられれば、かなりの節約となるはずです。
みなさんも、最終的な目標は10000円代を目指しましょう!
身の丈に合わない借金、ローンをする
つづいては、ローン、借金をしてしまうことです。
もし、あなたがまだお金がないというだけの状態なら全く問題ありません。
しかし、これからローンを組もうとしている、借金をしようとしている方は一度立ち止まってください。
今すでにローン、借金をしてしまっているかたは今一度自身の家計を見直してください。
ローンや借金というのは金利がかかってきます。
さらに、その金利というのは借りている期間が長ければ長いほど、重くのしかかってきてしまいます!
ローンや借金をする場面はたいてい、マンションや家を購入する、車を購入する、投資をする、カードの返済のためにお金を借りる、といったまとまったお金が必要なときでしょう。
そのまえに、立ち止まって考えてください。
ローンの返済には月々の支払いが重くかかってきます。前の項で述べた、サブスクリプションの金額が大きい版です。
ローンで家を買ったりするのは、本質的にはサブスクリプションと一緒なのです。
唯一違うのは、払い終わったあとそれが自分のものになるかどうかの違いだけです!
サブスクリプションは考えて使わなければとんでもない金食い虫にしかなりません。さらにローンは金額がサブスクとは桁が違います。
もし、あなたが車や家といったものに夢があり、それのために働ける、期限付きのサブスクをできるのならやるべきです。
しかし、車や家は買った瞬間に価値がどんどんさがる金食い虫です。
それを知って少しでも疑問が生まれたのなら、改めて考え直すべきです。
夢のマイカー、夢のマイホーム、といったものは営利企業が金儲けをするための常套文句です。
ただの洗脳といってもいいでしょう。
家や車を売りたいから、こういった現実を隠すのは当たり前です。営利企業ですから。
こういったものに乗せられてホイホイと買ってしまうから、苦しんでしまう人が大勢います。
ローンや借金はあなたの生活にとって本当に必要なのかどうか、見極めましょう。
まとめ
はい、今回はお金がなぜ貯まらないのかを解説する授業でした。
よのなか、本当にうまくできていると思いませんか?
何も考えずに生きていたら本当に貧乏で苦しい生活になってしまいます。
企業の謳い文句、弱者から絞りとる仕組み。
こういったトラップを絶対に見極めましょう。
節約をして、自分がこれだと思うものにのみ、お金を使いましょう!
では、今回はここまでの授業となります。
また次回お会いしましょう。