みなさんこんにちは、学園教務主任のkyo.です。
皆さまは、普段どのような通信機器を触っていますでしょうか?
今の時代は、完全にスマートフォンの時代になっています。世界的なシェアを見ても圧倒的にパソコンよりもスマートフォンの方が多いです。
しかし、これからの時代もパソコンについて知っておく必要があります。スマホしかさわってこなくて、パソコンの電源のつけ方も分からない、操作したことない、というのは社会に出るとディスアドバンテージになるでしょう。
そこで、今回はパソコンの中身についての基礎知識について解説していきます。
この記事のペルソナ
- パソコンについての知識が何もわからない人
- パソコンの基礎を知りたい人
- 脱スマホ専をしたい人
PCの基本知識
PCの利用用途
まず最初にPC、パーソナルコンピュータの存在意義、目的をお話していきます。
今では科学がどんどん進歩しており、パソコンもどんどん小さくなってきました。その完成形がスマホといってよいでしょう。
スマホはまさに、携帯電話にパソコンを融合したようなもので、もうほとんどパソコンといってよいでしょう。なので、「今ではパソコンは持たず、スマホで事足りる」という方も多いです。
しかし、スマホはクリエイティブな作業などには全く向いていません。スマホは基本的に情報を受け取る、インプットとしては優秀ですが、アウトプットには向きません。画面が小さく、キーボード入力もパソコンよりも遅いので、何かを作り出す作業には向きません。
パソコンが得意な作業
- イラストを描く
- プログラミング
- 動画編集
- 音楽制作
- 小説・文章を書く
- 高クオリティなゲーム
上記にパソコンが主に利用されている作業例です。もちろん、このほかにも様々なことに応用できます。これらの項目はスマホとは圧倒的に効率や実現できることが違います。
なので、スマホがスマホである以上、クリエイティブな作業を行うのを担うのはパソコンであり、スマホが成り代わることは無いでしょう。
そして、こうしたPCを使った作業はビジネスの基本中の基本です。パソコンを持たないということは、それすなわち、他の人に比べてビジネスチャンスを失っているだけではなく、個人のスキルも劣ってしまいます。
アウトプットをしていくためにも、パソコンを必ず買うべきです。
PCの種類
パソコンには、主に二種類に分けることが可能です。デスクトップパソコンとラップトップパソコンになります。
みなさんが良く思い浮かべるのは右側のラップトップパソコンが多いのではないでしょうか。ラップトップパソコンは持ち運びに便利なパソコンです。
逆にデスクトップパソコンは、画面とパソコン本体が分かれています。さらに、画像にもあるように本体が重く、持ち運びには不便です。しかし、そのかわりパソコンを構成する部品を大きくすることが出来るので性能を上げやすいです。
PCの構成要素
パソコンは主に以下のような部品で構成されています。一つ一つがパソコンの性能を決定する要素であります。
- CPU
- GPU
- ストレージ
- メモリ
- CPUクーラー
- 電源
CPU
CPUはパソコンの根幹部分になります。これでパソコンの性能の7割が決まります。CPUは仕事に例えると、人自身となります。人の能力次第で一日の処理できる書類の量が変わってきますよね。
GPU
続いてはGPUになります。これは主に画面出力を担う部品です。これがなくてもパソコンは動きますが、これがあるとパソコンの性能が劇的に向上します。中身はCPUに似ていますが、描画を主に行うような仕事をします。
仕事に例えると、とっても綺麗な絵を描くプロイラストレーターさんですね。比べてCPUは描画は得意ではないので、描画、つまり絵をかくのは苦手となってしまいます。
ストレージ
続いては、ストレージについて解説していきます。ストレージというのはパソコンにデータなどを保存する部分になります。そのデータというのは動画・画像・文書・ソフトウェア・音楽といったあらゆるデータのことを指します。
ストレージはいわば、引き出し、棚のようなものです。棚が大きければ大きいほど、本やファイルが収納できますよね。このストレージの容量が大きいほど、保存できるデータの量は多くなります。
現時点では、一般的なパソコンのストレージは256GBから1TBの範囲内にあります。大いに越したことはありませんが、そこは自分の利用用途に合わせることが必要です。
SSD(ソリッドステートドライブ)
ストレージという部品には2種類あります。
最初に紹介するのはSSD、ソリッドステートドライブになります。
SSDはデータの書き込み速度、読み込み速度がとても早いストレージになります。今のパソコンの殆どはこのSSDが使われています。これを搭載しているパソコンとそうでないパソコンとでは圧倒的に性能に差が出てきます。SSDを搭載したパソコンは起動がとても速いのです。
現在のパソコンはほとんどがSSDなのでとても起動が早いのです。一昔前のパソコンではHDDというものであったので起動が遅かったのです。
ただ、その分価格は比較的高めになります。とくに1TBを超すような容量になってくるととたんに価格は指数関数的に上がります。
HDD(ハードディスクドライブ)
SSDと対を成すのがHDD、ハードディスクドライブになります。
こちらは昔からあるストレージになります。SSDが登場する前はこれしかありませんでした。
HDDは読み込み速度、書き込み速度が圧倒的に遅く、パソコンの起動も遅いです。
その代わり、大容量化しやすく、価格も低いです。
動画や画像、音楽を大量に保存することに特化しています。SSDと違い、容量が多くても価格は低価格なので、サブストレージとしてHDDを搭載するデュアルドライブという形のパソコンも多いです。
メモリ
続いて解説するのはメモリです。
このメモリが、パソコンの性能を決める残りの3割を決めるとても重要な役割をしています。
メモリも容量が多ければ多いほど、パソコンの性能は上がっていきます。容量の単位はGB(ギガバイト)になります。
パソコンに疎い方によく見られますが、よくメモリとストレージを混同する方が多いです。容量が128GBのiphoneを買った方が、「俺のiphoneメモリ128GBだぜ!」なんていうTweetをしたくらいこのお話は有名ですね。
ストレージはデータを保存する場所で、メモリというのはRAM(random access memory)とよばれ、パソコンの電源を落とすとデータが消える設計になっているものです。このメモリを使うことによって、OSを動かしたり、ソフトウェアを動かしたりしています。
例えるならば、メモリは作業机になります。作業机が広ければ広いほど、一度にできるタスクが多くなります。書籍や、パソコンを複数置けたり、モニターも複数おけますね。メモリの容量はまさに机の大きさに例えられます。
OSについて知ろう
続いて、OS(オペレーティング・システム)について解説していきます。
OSというのは、いわばパソコンを動かすため根幹部分と思っていただければ大丈夫です。OSには様々な種類があります。
Windows(ウィンドウズ)
まずは、天下のマイクロソフトが開発・リリースしているWindowsになります。世の中の会社が事務作業などによく使っているのがこちらになります。Windowsはまさしくコンシューマ向きのOSになります。初めてパソコンを買う人にとってはこちらのWindowsが良いでしょう。
Mac OS
続いては、天下のAppleが開発、リリースしているMac OSになります。こちらは何かを作る、というクリエイティブなことをするために特化している、そんなシステムになっています。
他にもOSはありますが、大きく分けてこの2つがあります。パソコンを買えば、必ずこのOSが最初からインストールされているので、コンセントを挿せばすぐ使えるようになっています。ただ、OSによって明らかに操作性やできること、できないことが違う、使えるアプリケーションが違うということを覚えておいてください。
まとめ
今回はここまでとなります。
本当に初歩の初歩の内容なのでこのあたりになります。
お疲れさまでした。